「なんとなく保険に入っているけど、よく分かっていない」
「毎月の保険料が家計を圧迫しているけど、見直すのは不安」
そんなふうに悩んでいませんか?
実は私も、まさにそうでした。「なんとなく不安だから」と加入して、内容もよく分からないまま十数年が経っていたんです。
でも、あるとき「この保険、本当に必要?」と立ち止まってみたことで、年間30万円以上の保険料を減らすことができました。そして、お金の使い方そのものが大きく変わったんです。
その第一歩が、「貯蓄型」と「掛け捨て型」の違いを正しく知ることでした。この記事では、その違いと、我が家がどう選んだのかを、できるだけわかりやすくお話しします。
そもそも保険は「リスクに備える道具」
まず大前提として、保険は「万が一のときに、お金の不安を軽くするための仕組み」です。
| 種類 | 目的 |
|---|---|
| 生命保険 | 家族の生活を守る(死亡時) |
| 医療保険 | 入院や手術に備える |
| がん保険 | がん治療に特化して備える |
| 収入保障保険 | 働けなくなったときの生活費を補う |
ここで大事なのは、保険は「貯金」や「投資」とは役割が違うということ。この感覚が、あとでとても効いてきます。
「貯蓄型」と「掛け捨て型」の違い
保険は大きく、この2つに分かれます。
貯蓄型保険とは?
保障と同時に、お金が積み立てられていくタイプです(例:終身保険、養老保険、学資保険など)。
- 🟢 メリット:強制的に貯蓄ができる/解約や満期でお金が戻ってくる
- 🔴 デメリット:保険料が高い/途中解約で損をすることがある/柔軟性に欠ける
掛け捨て型保険とは?
保障だけに特化したタイプです(例:定期保険、医療保険、がん保険、収入保障保険など)。
- 🟢 メリット:保険料が安い/必要な保障だけを持てる
- 🔴 デメリット:払ったお金は戻らない(“損した感”がある)
我が家は「貯蓄型」を全部やめました
ここからは、我が家の話です。
見直す前の我が家は、夫のドル建て終身保険や、私の貯蓄型保険など、貯蓄型の保険にけっこうなお金を払っていました。
でも、「保険は保障、貯蓄は貯蓄、投資は投資」と役割を分けて考えるようにしたところ、答えはシンプルでした。
- 貯蓄型・終身型の保険はすべて解約
- 必要な死亡保障は、安い掛け捨ての収入保障保険で確保
- 医療費は貯蓄でまかなうと決め、子どもの医療保険も解約
結果、月の保険料は大きく下がり、浮いたお金はつみたてNISAや、教育費・レジャー費にまわせるようになりました。
見直し前後の具体的な保険料や、何をどう解約したかは、こちらの記事で全部公開しています。
→ 【実録】我が家が保険を見直して年間30万円以上節約できた話
正直に言うと、「もっと早く知りたかった」というのが本音です。
【実録】やめた3本と、戻ってきたお金
やめたのは、この3本です。
| やめた保険 | 契約者 | 払っていた期間 | 解約した時期 |
|---|---|---|---|
| ドル建て終身保険 | 夫 | 8年ほど | 2024年3月 |
| がん保険 | 夫 | 8年ほど | 2024年12月 |
| 養老保険 | 私 | 18年ほど | 2024年6月 |
いちばん迷ったのは、夫のドル建て終身保険でした。8年も払い続けていたので、「ここまで来たのに、本当にやめていいの?」と何度も考えたんです。
怖かったのは、元本割れでした。解約したら、払った分より少ないお金しか戻ってこないんじゃないか。迷っていた理由は、結局そこだけだった気がします。
実際に戻ってきたのは、この金額でした。
- ドル建て終身保険(8年ほど)… 1,142,456円
- 養老保険(18年ほど)… 930,000円
正直に書いておくと、解約したときの書類はもう処分してしまいました。だから「払込総額がいくらだったか」は、正確に出せません。ここでは戻ってきた金額と、いま払っている保険料だけを出しますね。
貯蓄型なのに、掛け捨ての部分がありました
解約してから気づいたことがあります。私の養老保険には、医療特約が付いていました。
医療特約というのは、「入院したら1日いくら」という保障を、保険にくっつけるオプションのこと。ここは掛け捨てです。解約しても1円も戻りません。
つまり毎月払っていたお金は、まるごと貯まっていたわけではないんです。一部は保障のために使われて、残った分だけが積み立てられていました。
「貯蓄型に入っているんだから、払ったお金は貯まっている」——私はずっとそう思っていました。でも実際は、貯蓄型の中にも掛け捨ての部分があります。
ここが、貯蓄型と掛け捨て型を比べるときに、いちばん見落としやすいところだと思っています。
保険料は、夫婦で月33,566円から5,391円になりました
| 見直し前 | 見直し後 | |
|---|---|---|
| 夫 | 約23,000円 | 3,212円 |
| 私 | 10,566円 | 2,179円 |
| 合計 | 33,566円 | 5,391円 |
差額は月28,175円。1年で約34万円です。
解約してから2年以上たちましたが、後悔はありません。保険料が下がって困ったことも、今のところ一度もないんです。
周りを見ていると、保険に入るのは当たり前、という空気があります。だから「本当に必要か」を調べる人は、あまりいません。私もそうでした。調べたのは、家計を見直そうと決めたあとです。
「掛け捨ては損」って本当?
よく聞く「掛け捨て=損」という声。でも、ちょっと考えてみてください。
そもそも保険は、万が一に備えるもの。保険を使わなかった=健康だった、ということです。それって、むしろ「得」だと思いませんか?
それに、貯蓄型で高い保険料を払い続けるより、掛け捨てで保険料を抑えて、浮いたお金を自分でコントロールするほうが、ずっと合理的だと私は感じています。
こんな保険、家計を圧迫していませんか?
- なんとなく入っている高額な保険
- 実はカバー範囲が狭い医療保険
- 無駄に長く払い続けている貯蓄型
「備えすぎて、日々の暮らしが不安定」では本末転倒です。
まとめ|まずは「保険の役割」を正しく知ること
- 保険は“何かあったとき”のリスクに備えるもの
- 「貯蓄」と「保障」は分けて考えるとスッキリする
- 家計が苦しいなら、見直しで数万円の節約も十分可能
保険は「入る」より「選ぶ」もの。あなたもぜひ、今の保険を「本当に必要かな?」という目で見直してみてくださいね。
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