こんなお悩みありませんか?
- 「うちはどんな保険に入ればいいの?」
- 「保険料が高くて家計を圧迫している…」
- 「子どもがいるから手厚い保障が必要?」
保険は「なんとなく不安だから」「みんな入ってるから」と契約しがちですが、本当に必要な保障は、家族構成やライフステージによって大きく異なります。
さらに見逃せないのが、実はかなり手厚い“公的保障”の存在です。
たとえば、もしものときに遺された家族を支える「遺族年金」や、病気やケガの医療費をカバーしてくれる「高額療養費制度」があります。
民間保険に頼りすぎず、公的制度もフル活用して、本当に必要な保険だけを見極めることが大切です。
子育て中の家庭に必要な保険とは?
一家の大黒柱が万が一のときに備える保障を優先
万が一の際、遺された家族の生活を支えるためにまずチェックしたいのが「遺族年金」です。
💡【補足】遺族年金とは?
会社員や公務員であれば「遺族厚生年金」、自営業や専業主婦なら「遺族基礎年金」が支給されます。
特に子どもがいる家庭では、子どもが18歳になるまで月10万円以上が支給されることもあります。
つまり、「大黒柱に万が一があっても、まったく無収入になるわけではない」のです。
📌 必要な保険:
- 収入保障保険(公的年金を補う形で)
- 医療保険(最低限の入院保障)
- がん保険(家族歴などに応じて)
高額な医療保険って本当に必要?
病気やけがで入院したとき、実際の負担額がどのくらいになるのか?
ここで活用されるのが「高額療養費制度」です。
💡【補足】高額療養費制度とは?
医療費が高額になった場合でも、一定の上限を超えた分は払い戻される制度。
例えば年収500万円の方なら、1ヵ月の自己負担額は約8万円前後が上限になります。
また、民間の医療保険で「1日1万円の入院給付」などに加入していても、実際には入院が短期間で済むケースも多く、保険料と給付額が見合わないことも。
📌 医療保険の見直しポイント:
- 高額療養費制度である程度カバーされる
- 最低限の入院給付(例:1日5,000円)+先進医療特約程度で十分
- 長期療養や就業不能リスクが高い場合は別途検討
独身の方に必要な保険は?
独身の方にとって死亡保障は基本的に不要ですが、病気やけがで働けなくなるリスクには備えておくと安心です。
📌 必要な保険:
- 医療保険(短期入院の保障が中心)
- 就業不能保険(働けない期間の収入をカバー)
💡 POINT
公的制度では「傷病手当金」(会社員)などで最長1年6か月分の給与の約2/3が支給されます。
その後の無収入期間をどうカバーするかが保険選びのカギです。
夫婦2人暮らしに最適な保険は?
お互いの収入や貯蓄状況に応じて必要保障を調整。どちらかがフルタイムで働いている場合は、その収入に依存しているパートナーの生活費を考慮しましょう。
📌 必要な保険:
- 収入保障保険(主な稼ぎ手に)
- 医療保険(最低限で)
- がん保険(必要に応じて)
📌 見直しポイント:
- 遺族年金でどれくらいまかなえるか?
→ 基礎年金+厚生年金があれば、ある程度の生活費が賄える
まとめ:公的保障 × 民間保険の「バランス」がカギ!
「民間保険=すべて自分で備える」ではありません。
実は多くの保障はすでに公的制度でカバーされていることが多いのです。
だからこそ、以下の3つを意識することが大切:
保険選びの3ステップ
- 公的保障を知る(遺族年金・高額療養費・傷病手当金など)
- 自分に足りない部分だけを民間保険で補う
- 家計に無理のない保険料で収める(月1万円以内が目安)

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