この記事を書いた人
とみい

・医療事務歴20年の40代主婦。

・子育て・仕事・家事のバランスに奮闘中。

・「子どもにおかえりを言えるママになりたい」が目標。

・手取り17万円でも資産3000万円(住宅ローンの負債は含めてません)を達成!

・家計の見直しや資産形成を、リアルな実体験で発信中。

・固定費の節約、保険の見直し、住宅ローン借り換えなどで将来不安を解消。

・同じように悩む主婦の味方になれるよう、わかりやすく・やさしくお金のことを伝えます。

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家族構成別!本当に必要な保険は?医療事務20年の主婦が「公的保障」から解説

家計管理

「うちは、どんな保険に入ればいいの?」
「保険料が高くて、家計を圧迫している…」
「子どもがいるから、手厚い保障が必要なのかな?」

そんなふうに悩んでいませんか?

実は私も少し前まで、「保険に入っておけば安心」「みんな入ってるから」と、なんとなく契約していました。でも、40代になってお金と真剣に向き合う中で、その考えが間違っていたことに気づいたんです。

きっかけは、日本の「公的保障」が想像以上に手厚いと知ったこと。私は医療事務の仕事を20年してきたので、高額療養費制度や傷病手当金のことは詳しく知っていたはずなのに、なぜか「自分の保険」と結びつけて考えたことがありませんでした。

そして実際に我が家の保険を見直したら、年間30万円以上も保険料を減らすことができました(その全記録は別記事にまとめています)。

この記事では、その経験をふまえて、「公的保障でどこまでカバーできるのか」「家族構成別に、本当に必要な保険は何か」を、できるだけわかりやすくお伝えします。

※保障内容や金額は世帯状況・お住まいの自治体によって異なります。最終的にはご自身の家庭にあてはめて判断してくださいね。

まず知ってほしい|日本の公的保障は、想像以上に手厚い

保険を考える前に、まず知っておきたいのが「公的保障」です。実は、私たちはすでにかなり手厚い保障に守られています。

遺族年金

大黒柱に万が一のことがあったとき、遺された家族に支給されるお金です。

会社員や公務員なら「遺族厚生年金」、自営業や専業主婦(夫)なら「遺族基礎年金」が支給されます。子どもがいる家庭では、子どもが18歳になるまで月10万円以上が支給されるケースもあります。

私自身、遺族年金についてはよく知らなかったので、「実際にいくらもらえるのか」を計算してみました。すると、「まったく無収入になるわけじゃないんだ」と分かって、必要な保障額がぐっと現実的になったんです。

▶ 出典:日本年金機構「遺族年金の制度」

高額療養費制度

医療費が高額になっても、一定の上限を超えた分は払い戻される制度です。たとえば年収500万円ほどの方なら、1か月の自己負担は約8万円前後が上限になります。

「1日1万円の入院給付」などの医療保険に入っていても、実際には入院が短期間で済むことも多く、保険料と給付が見合わないケースも少なくありません。

▶ 出典:厚生労働省「高額療養費制度」

傷病手当金

会社員が病気やけがで働けなくなったとき、最長1年6か月、給与の約3分の2が支給される制度です(会社員の場合)。

その後の無収入期間をどうカバーするか——ここが保険を考えるポイントになります。

▶ 出典:全国健康保険協会(協会けんぽ)「傷病手当金」

医療事務の現場で毎日のように見てきた制度なのに、自分の保険と結びつけて考えていなかった私。知った今は、「保険って、実はそんなに必要なかったんだ」と心から思っています。

保険の基本の考え方|「公的保障で足りない分」だけかける

ここが一番大事なところです。

「保険に入っているから安心」「貯蓄型だからお得」——その考え方は、実はちょっと危ないんです。

正しいのは、公的保障でカバーできない“足りない分”だけを、民間保険で補うという考え方。

私はこれを学んでから、保険・貯蓄・投資を「ごちゃ混ぜにしない」ことを意識するようになりました。万が一に備えるのが保険、お金を増やすのは貯蓄や投資。役割を分けて考えるだけで、必要な保険がぐっとシンプルになります。

家族構成別|本当に必要な保険はこれ

子育て家庭(我が家のケース)

ここは、まさに我が家のことなのでお話しします。

我が家は夫婦そろって正社員。だから保険を考えるとき、「夫に万が一があったら」だけでなく、「私が亡くなった場合も、子どもたちの生活が危うくなる」と気づきました。

そこで、夫婦そろって、子どもたちが成人するまでの掛け捨て保険に加入。万が一に、夫婦どちらの場合でも備えられるようにしました。

一方で、子どもたちが入っていた医療保険(掛け捨て)は解約しました。理由は、自治体の子ども医療費助成で自己負担がほとんどないこと、そして高額療養費制度があること。これなら、わざわざ医療保険に入る必要はないと判断しました。

📌 子育て家庭に必要な保険の目安

  • 収入保障保険(公的年金で足りない生活費を補う形で)
  • 医療保険は最低限(高額療養費があるので手厚くしすぎない)
  • がん保険は、家系や不安に応じて検討

独身の方

独身の方は、基本的に死亡保障は不要です(守るべき家族の生活費がないため)。

ただし、病気やけがで働けなくなるリスクには備えておくと安心。会社員なら傷病手当金で最長1年6か月カバーされるので、その後をどうするかが保険選びのカギです。

📌 目安

  • 医療保険(短期入院の保障が中心)
  • 就業不能保険(必要に応じて)

夫婦2人暮らし

お互いの収入や貯蓄に応じて、必要な保障を調整します。どちらかの収入に頼っている場合は、その方に万が一があったときの生活費を考えましょう。

遺族年金でどこまでまかなえるかを確認し、足りない分だけを収入保障保険で補うのがおすすめです。

📌 目安

  • 収入保障保険(主な稼ぎ手に)
  • 医療保険は最低限
  • がん保険は必要に応じて

まとめ|まずは「公的保障」を知ることから

保険選びで一番大切なこと。それは、まず公的保障について勉強することです。

日本は、公的保障がとても手厚い国です。万が一のことがあっても、その多くは公的保障でカバーできます。

だからこそ、

  1. まず公的保障(遺族年金・高額療養費・傷病手当金)を知る
  2. それを自分の家庭にあてはめて考える
  3. 足りない分だけを民間保険で補う

この順番で考えれば、ムダな保険料を払わずにすみますし、何より「もしものときも大丈夫」という本当の安心が手に入ります。

保険は「入る」より「選ぶ」もの。あなたもぜひ、今の保険を「本当に必要かな?」という目で見直してみてくださいね。

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