この記事を書いた人
とみい

・医療事務歴19年の40代主婦。

・子育て・仕事・家事のバランスに奮闘中。

・「子どもにおかえりを言えるママになりたい」が目標。

・手取り17万円でも資産2000万円(住宅ローンの負債は含めてません)を達成!

・家計の見直しや資産形成を、リアルな実体験で発信中。

・固定費の節約、保険の見直し、住宅ローン借り換えなどで将来不安を解消。

・同じように悩む主婦の味方になれるよう、わかりやすく・やさしくお金のことを伝えます。

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【固定費見直し実録】40代主婦が月3.6万円カットできた節約の全ステップ

家計管理

40代で家計に本気で向き合った理由

共働きでも貯金が増えずに焦りを感じた日々

40歳を過ぎた頃、子どもの教育費や老後資金について本気で不安を感じるようになりました。
私は共働きで、それなりに収入はあるはずなのに、気づけば毎月「なんとなくお金が減っていく」日々…。
貯金もなかなか増えず、「このままで大丈夫かな?」という焦りをずっと感じていました。

リベ大で学び、「固定費の見直し」から始めた

そんなとき、YouTubeでたまたま出会ったのがリベラルアーツ大学(リベ大)でした。
お金の勉強を全くしてこなかった私でも、「まずは固定費を見直そう」という考えはとてもわかりやすく、今の私にぴったりだと思いました。

「節約=我慢」だと思っていた私にとって、「無駄を減らすだけでラクにお金が残る」という発想は目からウロコでした。
まずはここから、家計改善を始めることにしました。

この記事では、私が実際に行った固定費の見直しステップと、月36,000円の削減につながった方法を詳しくご紹介します。


見直しは「固定費」から!最初にやったこと

家計簿アプリで支出を見える化

まず最初に取り組んだのは、「お金の流れを把握すること」です。
使ってみたのは家計簿アプリの「マネーフォワードME」
銀行口座やクレジットカード、電子マネーを連携するだけで、自動で支出をまとめてくれる便利なアプリです。

最初は「めんどうそう…」と思っていたのですが、アプリが勝手に整理してくれるので、思ったよりもラクに続けられました。

「固定費」と「変動費」をざっくり分ける

支出を見える化したあとは、「固定費」と「変動費」に分けて考えるようにしました。

  • 固定費: 毎月決まってかかるお金(家賃、保険、スマホ代、サブスクなど)
  • 変動費: 食費、日用品、交際費など毎月変動するお金

節約というと、食費や日用品を削ろうとしがちですが、まずは固定費から見直すのが一番ラクで効果的でした。

固定費を月3.6万円カットした具体的な方法

スマホをYmobileから日本通信SIMに変更【月1,400円削減】

内容BeforeAfter削減額
スマホ(Y!mobile → 日本通信SIM)月2,000円月600円約1,400円
  • 使用状況:外出時に少しネットを使う程度
  • 通信品質に問題なし。乗り換えもオンラインで簡単!

格安SIMは「安かろう悪かろう」のイメージがありましたが、実際は快適でコスパ抜群でした。


スマホ代は、プランを変えるだけで誰でも節約できる“固定費の優等生”です。
格安SIMは「安かろう悪かろう」のイメージがあるかもしれませんが、最近は通信速度も安定していて、使い心地に大きな差は感じません。


不要な保険を見直して、大幅に固定費ダウン【月29,000円以上の削減】

我が家が保険を見直して年間30万円以上節約できた実録記事はこちら

■ 夫の保険

種類見直し前見直し後差額
ドル建て終身保険月14,000円解約-14,000円
医療保険月2,620円解約-2,620円
収入保障保険(掛け捨て)月3,212円(掛け捨て)継続±0円
がん保険月2,450円解約-2,450円

計:約19,070円削減!

■ 妻(私)の保険

種類見直し前見直し後差額
貯蓄型保険月10,600円解約-10,600円
収入保障保険(掛け捨て)月2,179円+2,179円

計:約8,421円削減!

■ 子どもの医療保険(2人分)

  • 月1,000円 × 2人 → 解約:2,000円の削減

合計:約29,491円の固定費カットに成功しました。

保険見直し結果まとめ(家族全体)

対象見直し前見直し後削減額
約22,282円3,212円約19,070円削減
約10,600円2,179円約8,421円削減
子ども2人2,000円0円2,000円削減
合計月29,491円の固定費削減!
  • 保険を「安心のため」ではなく「家計とのバランス」で見直すことが大切。
  • 貯蓄は投資で、保障は掛け捨てで、というように目的を明確に分けるとスッキリします。
  • 子どもの医療保険は、住んでいる自治体の助成内容を確認するだけでも節約につながることがあります。

保険の基本を解説した初心者向けガイドはこちら

住宅ローンをネット銀行に借り換えて【月5,189円の削減】

我が家では、固定費の中でも特に大きな割合を占めていたのが住宅ローンの返済でした。
以前は地元の地銀で組んだ住宅ローンを支払っていましたが、リベ大で「ネット銀行は金利が低く、借り換えで大きな節約になる」という情報を知り、思い切って行動しました。


📌借り換えの結果:

項目Before(地銀)After(ネット銀行)差額
住宅ローン支払い額月71,390円月65,201円約6,189円

借り換えの際に意識したポイント:

  • ネット銀行は金利が低く、事務手数料も明確
  • 審査が不安だったが、書類準備と手続きはネットで完結できて意外とスムーズ
  • 団信(団体信用生命保険)や保証料も比較して、自分たちに合った条件を重視

住宅ローンは支払い年数が長いため、月数千円の差でも、30年で100万円単位の差になります。
「手続きが面倒そう…」と思っても、将来の家計に与えるインパクトは非常に大きいので、比較だけでも早めに行う価値アリ!です。



これまでの固定費削減額まとめ(実績)

項目削減額(月)
スマホ(夫婦)約1,400円
保険(家族)約29,491円
住宅ローン約5,189円
合計約36,000円/月の削減!

固定費削減後に得られた3つの変化

満足感はそのままに、家計に“ゆとり”が生まれた

見直す前は、「保険を減らしたら不安になるかも…」「格安スマホってちゃんと使えるの?」と、少し不安もありました。
でも実際に行動してみると、生活の満足感はほとんど変わらないのに、毎月の支払いだけが減ったんです。

その結果、これまでカツカツだった家計に余裕が生まれました。
無駄をなくすことで、本当に必要なものや「家族の時間」にお金を使えるようになったことが、何よりの変化でした。


保険・貯蓄・投資を“分けて考える”ことで頭の中もスッキリ

以前は「とりあえず入っておけば安心」と思って加入していた保険。
でもリベ大などで学ぶ中で、「保険は保険、貯蓄は貯蓄、投資は投資」と目的ごとにお金を分けて考えることの大切さに気づきました。

その結果、ムダな保険料が減っただけでなく、脳のリソースまでスッキリ。
「今、何のためにお金を使っているのか」が明確になり、家計管理にも自信が持てるようになりました。

浮いたお金を投資とレジャーに活用。未来と“今”の両立へ

削減した固定費は、つみたてNISAの長期投資に回しています。
未来の自分たちのために、お金にも働いてもらう感覚を持てるようになりました。

一方で、「今を楽しむ」ことも大切にしたいので、家族とのレジャー費やちょっとした外食など、心が潤う使い方にも一部を充てています。

将来に対する不安は、家計を見直すことで着実に減っていきました。
ライフプランに合わせて支出を整えることの大切さを、今回の見直しで実感しています。


まとめ|まずは「見直す勇気」が人生を変える第一歩

今回ご紹介したように、我が家では

  • スマホの見直し(1,400円)
  • 保険の見直し(29,491円)
  • 住宅ローンの借り換え(5,189円)

といった見直しを通して、月約3万6,000円の固定費削減に成功しました。
年間にすると40万円以上の節約です。

大切なのは、「節約=我慢」ではなく、満足感を保ちながらムダを減らすこと
浮いたお金は、投資やレジャーに回して、未来も今も大事にする生き方にシフトできました。

銀行口座を整理するメリットと手順を解説した記事はこちら

もしこの記事が「私もやってみようかな」と思うきっかけになったら嬉しいです。
次回は、今回の中から特に反響の多かった「保険の見直し」や「住宅ローンの借り換え」について、さらに詳しく書いていく予定です。お楽しみに!


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