はじめに:保険って難しそう…でも、そのままにしていませんか?
「保険って見直したほうがいいって聞くけど、なんだか面倒で後回しにしてしまう」
「今入っている保険、内容はよく分からないけど“万が一のため”だから…」
そんなふうに感じている方、きっと多いのではないでしょうか?
私もまさにそうでした。保険の内容をしっかり理解していないまま、「とりあえず加入しておけば安心」と思って契約していたのです。
でも、40代になり、将来のお金のことを真剣に考え始めてから「このままで本当にいいのかな?」と疑問を持つようになりました。
そして思い切って見直してみた結果、年間で30万円以上もの固定費削減に成功!
家計にゆとりが生まれ、保険への理解も深まり、将来への不安が軽くなりました。
今回は、そんな我が家の“リアルな保険見直し体験”を詳しくお伝えします。
見直す前の我が家の保険と費用
まずは、見直す前の保険内容と費用をご紹介します。
【夫の保険内容】
- ドル建て終身保険:月額 約14,000円
- 死亡保険(掛け捨て型):月額 3,212円
- 医療保険:月額 2,620円
- がん保険:月額 2,450円
→ 合計:月額 約22,282円
【妻の保険内容】
- 貯蓄型保険:月額 10,600円
【子ども2人分の保険】
- 医療保険(各1,000円×2人):月額 2,000円
総額:月額 約34,882円(年間 約41.8万円)
こうしてあらためて数字にしてみると、かなりの額を保険に支払っていたことに驚きました。
しかも、内容を見直すと「必要以上に保障が重複していた」「貯蓄型だけど利率は微妙」「よく分からない外貨建て」という状態だったのです。
保険見直しのポイントは「役割の切り分け」
リベ大の動画をきっかけに、私が学んだことはとてもシンプルでした。
「保険は保険、貯蓄は貯蓄、投資は投資」
→ ごちゃ混ぜにしない!
つまり、万が一のときに備えるのが保険。
将来のためにお金を増やすなら、貯蓄や投資でやるべき。
この考え方を軸にして、必要な保障だけを残すことに決めました。
我が家の保険の見直し内容とその結果
【夫】
- ドル建て終身保険を解約(−14,000円)
- 医療保険・がん保険も解約(−5,070円)
- 掛け捨ての収入保障保険に加入(+3,212円)
【妻】
- 貯蓄型保険を解約(−10,600円)
- 掛け捨ての収入保障保険に加入(+2,179円)
【子ども】
- 医療保険を解約(−2,000円)
見直し後の月額保険料:5,391円(年間 約6.4万円)
削減額:月額 約29,491円 → 年間 約35万円の節約に!
見直して得られた3つの効果
① 家計にゆとりができた
固定費が下がったことで、生活全体に余裕が出ました。
浮いたお金は、つみたてNISAやレジャー費にまわしています。
② 不安ではなく“理解”で安心できるように
どんな保障に入っているのかを自分で把握できたことで、「なんとなく不安」から「もしもの備えがあるから安心」へ気持ちが変わりました。
③ 考え方がクリアになった
保険・貯蓄・投資を分けて考えるようになってから、お金の流れも見える化されて、家計管理が楽になりました。
まとめ:保険は「入る」より「選ぶ」が大切
保険のことって、つい営業トークや“なんとなく”で選んでしまいがち。
でも、それが家計を圧迫していたり、必要のない不安を抱えている原因だったりします。
保険を見直すことは、未来の備えだけでなく、今の暮らしを守ることにもつながると私は実感しました。
保険の見直しは確かに少し面倒かもしれません。
でも、一度しっかり向き合えば、その後の家計はぐっとラクになります。
あなたもぜひ、今の保険を「本当に必要なものか?」という視点で見直してみてくださいね。

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