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「格安SIMって、本当に安くなるの?」
そう思って調べ始めたものの、比較サイトを見ても数字が多すぎて、結局そっ閉じ——。私もそうでした。
我が家は2024年の年末に私が、2025年11月に夫が乗り換えました。夫婦のスマホ代は、合わせて月1万円近くから4,000円台になっています。
この記事では、家計簿につけている18か月分の実際の請求額を、そのまま全部公開します。平均でいくらだったのか、いちばん高かった月はいくらか、困ったことはなかったのか。数字も本音も隠さずに書きますね。
【結論】夫婦のスマホ代は、月約9,700円から月約4,100円になりました
先に結論から。
| 乗り換え前 | 乗り換え後 | 差額 | |
|---|---|---|---|
| 私 | Y!mobile 月約1,900円 | 日本通信SIM 月650円 | −約1,250円 |
| 夫 | ソフトバンク 月約7,800円 | 楽天モバイル 月約3,458円 | −約4,366円 |
| 夫婦合計 | 月約9,700円 | 月約4,110円 | −約5,600円 |
年間にすると、約67,000円。
金額だけ見ると地味かもしれません。でも固定費の見直しは、一度やれば何もしなくても毎年続くのが強みです。我が家はこの浮いた分を、そのまま積立に回しています。
※乗り換え後の金額は、我が家の家計簿に記録している実際の請求額です(2025年2月〜2026年7月)。
私の場合|Y!mobileから日本通信SIMへ
きっかけは、家計簿の一行でした
以前はY!mobile(ワイモバイル)を使っていました。通信は安定していて、不満はありません。ただ、毎月のスマホ代は約2,000円。
家計簿を見返したとき、「これ、もっと安くならないかな?」とふと思ったんです。不満があったわけではなく、ただ「見直していない固定費」がそこにあっただけでした。
選んだのは日本通信SIM。私は普段、LINEとWi-Fi中心で、外でデータをほとんど使いません。実際に使っているデータは月2GB前後で、2026年7月の明細では1,962MBでした。だからデータ容量は最小限のプランで十分だったんです。

18か月分の請求額を、全部公開します
ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。「月290円!」という宣伝文句ではなく、実際に毎月いくら払ったのかを出します。
| 年月 | 請求額 |
|---|---|
| 2025年2月 | 659円 |
| 2025年3月 | 590円 |
| 2025年4月 | 568円 |
| 2025年5月 | 854円 |
| 2025年6月 | 326円 |
| 2025年7月 | 513円 |
| 2025年8月 | 1,064円(最高) |
| 2025年9月 | 553円 |
| 2025年10月 | 616円 |
| 2025年11月 | 756円 |
| 2025年12月 | 525円 |
| 2026年1月 | 294円(最安) |
| 2026年2月 | 582円 |
| 2026年3月 | 1,008円 |
| 2026年4月 | 733円 |
| 2026年5月 | 876円 |
| 2026年6月 | 568円 |
| 2026年7月 | 612円 |

18か月の平均は、月650円でした。
いちばん安かったのは294円、いちばん高かったのは1,064円。1,000円を超えた月も2回ありますが、それでも以前の約1,900円より安いままです。
月によって金額が変わるのは、通話をした分だけ払っているから
「なぜ月ごとにこんなに違うの?」と思われたかもしれません。
理由はシンプルで、私はかけ放題などの通話オプションをつけていないからです。使っているのは「合理的シンプル290」というプランで、基本料は月290円。ここに、その月にかけた通話の分だけが乗ります。
つまり294円の月は、ほとんど電話をしなかった月。1,000円を超えた月は、学校や病院に電話をかけた月です。
実際の明細を見ると、16秒の通話で10円、1分47秒で40円。細かく積み上がっていくのが分かります。

直近の2026年7月を分解すると、こうなっていました。基本使用料が464円、そこにユニバーサルサービス料2円と電話リレーサービス料1円、消費税が乗って513円。これに通話料99円が足されて、合計612円です。

毎月きっちり同じ額にしたい方は、かけ放題をつけるほうが安心だと思います。私は「電話をかけない月は安い」ほうが性に合っていました。
乗り換えでやったことは、3つだけでした
「手続きが難しそう」と身構えていたのですが、やったことは3つです。
- 今の明細で、毎月のデータ使用量を確認する
- 公式サイトから、乗り換え(MNP)で申し込む
- 案内にそって、スマホの画面でeSIMを設定する
私が選んだのは、カードのいらないeSIMでした。郵送を待つ必要がなく、申し込みから設定までスマホの画面だけで終わっています。子連れで店舗に行って順番を待つ、ということがなかったのが本当に助かりました。
とくにつまずくこともなく、拍子抜けしたくらいです。
1年7か月使ってみて、困ったことはあったか
正直に言うと、困っていません
1年7か月使いましたが、「乗り換えなければよかった」と思った場面はありませんでした。速度で困ったこともありません。
ただ、これを「だから誰でも大丈夫」と書くのは違うと思っています。
困らなかったのは、私の使い方だからです
私のスマホの使い方はこうです。
- 家と職場ではWi-Fiにつながっている
- 外で使うのはLINEと調べもの程度
- 動画は家でしか見ない
- 電話は月に数回
この使い方なら、データ容量の少ないプランで足ります。逆に言えば、使い方が違えば結論も変わります。
こういう人には、たぶん向きません
正直に書きます。次のような方は、無理に乗り換えないほうがいいと思います。
- 外出先で動画を長時間見る人(データが足りなくなります)
- 毎月の請求額を1円単位で固定したい人(通話分で変動します)
- 店舗に行って対面で相談したい人(手続きは基本ネットです)
実際、我が家の夫は1つ目にあてはまりました。だから夫は別の会社を選んでいます。
夫の場合|ソフトバンクから楽天モバイルへ
夫は、私と真逆のタイプでした
夫は外出先で動画をずっと流しているので、データ使い放題が必須です。以前はソフトバンクで、家計簿を見ると10か月の平均が月7,824円でした。10月には10,092円かかった月もあります。
さすがに高い、ということで2025年11月に楽天モバイルへ乗り換えました。
乗り換え後の実額
2026年4月から6月の請求は、3,017円・3,381円・3,977円。平均で月3,458円です。
月7,824円が3,458円になったので、差は月4,366円。年間だと約52,000円下がった計算になります。
データ無制限で使い放題、Rakuten Linkを使えば通話も無料。料金の仕組みがシンプルなのも、夫には合っていたようです。
実は、支払いに楽天ポイントを充てています
家計簿を見返すと、2026年の1月から3月は「0円」で記録されていました。
理由は、楽天モバイルの支払いを常時ポイント払いにしているからです。キャンペーンでもらった楽天ポイントがそのまま支払いに回り、その間は現金の支出がゼロになっていました。
ただ、これを「楽天モバイルなら0円になります」と書くのは違うと思っています。もらったポイントを使い切れば、通常どおりの請求に戻るからです。実際、4月からはまた3,000円台が出ています。
それでも、ポイントを固定費に充てるのは我が家がよくやる方法です。買い物に使うと「ちょっと得した」で終わってしまいますが、固定費に充てると家計簿の数字がはっきり下がります。同じポイントでも、残り方が違うんです。
正直な弱点もあります
いいことばかりではありません。場所によっては電波が弱く、電話がつながりにくいことがあります。
夫の場合は生活圏で困ることはほとんどないようですが、これは住んでいる場所によって差が出る部分です。乗り換えを考えている方は、よく行く場所が対応エリアに入っているかを先に確認してください。
それでも夫は「データ量を気にせず動画を見られる安心感」で、電波のことは許容範囲だと言っています。同じく「とにかくギガを気にしたくない」方は、一度チェックしてみてください👇
データ無制限・国内通話も使える楽天モバイル日本通信SIMと楽天モバイル、どっちが向いている?
夫婦で違う会社を選んだので、比べやすいと思います。
| 私(日本通信SIM) | 夫(楽天モバイル) | |
|---|---|---|
| 月額の実績 | 650円 | 約3,458円 |
| データ | 最小限で十分 | 使い放題 |
| スマホの使い方 | LINE・Wi-Fi中心 | 外で動画をたくさん見る |
| 通話 | オプションなし(使った分だけ) | Rakuten Linkで無料 |
| 向いている人 | とにかく安くしたい人 | データを気にせず使いたい人 |
選ぶときのコツは、料金表を比べることではありません。自分が月にどれくらいデータを使っているかを先に知ることです。今の明細を見れば、たいてい書いてあります。
乗り換える前に確認したい4つのこと
① 今のスマホがそのまま使えるか
SIMロックの解除が必要な場合があります。購入時期によって変わるので、契約中の会社のマイページで確認するのが早いです。あわせて、eSIMを使うならスマホがeSIMに対応しているかも見ておいてください。
② 毎月のデータ使用量
ここを知らずにプランを選ぶと失敗します。逆に言えば、ここさえ分かればプラン選びは半分終わりです。
③ 通話をどれくらいするか
よく電話をかける方は、かけ放題があるプランを検討してください。私のように月に数回なら、オプションなしのほうが安く済みます。
④ よく行く場所の電波
自宅・職場・実家など、長い時間いる場所でつながるかどうか。夫の楽天モバイルのように、場所によって差が出ることがあります。
プランの詳しい中身は、日本通信SIMの公式サイトで確認できます。
よくある質問
家族割やセット割がなくなると、損しませんか?
我が家はもともと家族割もネットセット割も組んでいませんでした。なので、差し引かれるものがなく、下がった分がそのまま家計に残りました。
逆に、今そういった割引を使っている方は、外れたあとの合計額で比べてください。スマホ代だけを見ると安くなっても、ネット代が上がって相殺されることがあります。
月によって料金が変わるのは不便ではないですか?
私は気になりませんでした。ただ、これは「安い月がある」ことを楽しめるタイプかどうかだと思います。
家計簿をつけていると、294円の月を見つけたときにちょっと嬉しくなります。毎月固定のほうが管理しやすい方は、かけ放題つきのプランを選ぶほうがストレスがないはずです。
通信が遅いと感じたことはありませんか?
1年7か月使って、困ったことはありません。
ただし私は外で動画を見ないので、そもそも速度が必要な使い方をしていません。外で長時間動画を見る方は、同じ感想にはならないかもしれない、というのは正直に書いておきます。
そこで、実際に測ってみました。Wi-Fiを切って、モバイル通信の状態での計測です。
まずは、いちばん混むと言われるお昼の12時台。

次に、夜の21時台。

昼は15Mbps、夜は86Mbps。たしかに、お昼は落ちます。5倍以上の差がありました。
でも、落ちた状態でも15Mbpsです。SNSやWebはもちろん、動画を見るのにも困らない速度でした。「昼は遅くなる」は本当ですが、私の使い方では気づかないレベルだった、というのが正直なところです。
浮いた月5,600円を、我が家がどうしているか
「年間67,000円浮きました」で終わると、たぶん何も変わりません。大事なのは、浮いたお金がどこへ行ったかです。
我が家は、下がった分を生活費に戻しませんでした。積立の金額を増やすほうに回しています。
理由は、固定費を下げたときのお金がいちばん消えやすいからです。口座に残したままだと、いつのまにか食費や日用品に溶けていきます。実際、私は昔それをやっていました。
だから今は、下がった月から積立額を上げてしまう。手元に残さないほうが、結果的にラクでした。この考え方は固定費を月3.6万円カットしたときの全ステップにも書いています。
積立の中身については新NISAの始め方にまとめました。スマホ代の見直しは地味ですが、こうして毎月の余力に変わっていきます。

まとめ|まずは「今月のスマホ代」を見るところから
スマホ代の見直しは、一度やれば効果がずっと続く、いちばんコスパのいい固定費削減です。
我が家は夫婦で乗り換えて、年間約67,000円が浮きました。私のスマホ代は、18か月平均で月650円のままです。
いきなり乗り換えなくて大丈夫です。まずは今月の明細を開いて、スマホ代とデータ使用量を見てみてください。
そこから「うちはもっと安くできるかも」が見えてきます。完璧に比較しなくても、自分のペースで進めていきましょうね。

