この記事を書いた人
とみい

・医療事務歴20年の40代主婦。

・子育て・仕事・家事のバランスに奮闘中。

・「子どもにおかえりを言えるママになりたい」が目標。

・手取り17万円でも資産3000万円(住宅ローンの負債は含めてません)を達成!

・家計の見直しや資産形成を、リアルな実体験で発信中。

・固定費の節約、保険の見直し、住宅ローン借り換えなどで将来不安を解消。

・同じように悩む主婦の味方になれるよう、わかりやすく・やさしくお金のことを伝えます。

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児童手当、我が家は全額投資に回しています|18年で約234万円の育て方

資産運用

児童手当、いま口座にいくら入っているか、すぐに答えられますか?

——私は、答えられませんでした。

子どもが生まれてから、児童手当はずっと子ども名義の銀行口座に入れっぱなし。「子どものお金だから、手をつけずに置いておこう」。その気持ちだけで、何年も貯め込んでいました。

でも今は、児童手当を全額、投資に回しています。学資保険にも入っていません。

何がきっかけで変わったのか。貯め込んでいたお金を、どうやって動かしたのか。我が家の実際の流れを順番にお話ししますね。

児童手当は、18年間で約234万円になります

まず、金額の話から。

こども家庭庁によると、児童手当の月額はこうなっています。

  • 3歳未満:15,000円
  • 3歳〜高校生年代:10,000円
  • 第3子以降:30,000円

支給は偶数月(2月・4月・6月・8月・10月・12月)に、2か月分ずつ。対象は18歳になった後の最初の3月31日まで、つまり高校卒業までです。

0歳から高校卒業まで満額で受け取ると、1人あたり約234万円。3歳未満の3年分(54万円)と、その後の15年分(180万円)を足した金額です。生まれ月によって多少は前後します。

子どもが2人いる我が家なら、その倍。

この数字を知ったとき、正直ぞっとしました。「なんとなく」で扱っていい金額ではなかったんです。

※制度の内容は2026年7月時点のものです。詳しくはこども家庭庁「児童手当制度のご案内」をご確認ください。

それでも私は、子ども名義の口座に貯め込んでいました

正直に書きます。

お金の勉強を始めるまでの私は、児童手当が入金されたら子ども名義の銀行口座に移す。それだけでした。

生活費に使わなかったので、自分ではきちんとやっているつもりでした。むしろ「一度も手をつけていない私、えらい」くらいに思っていたんです。

でも今振り返ると、あれは管理ではありませんでした。ただ、置いていただけ。

銀行に入れておけば減りません。減らないから安心でした。その代わり、増えることもありませんでした。当時調べた普通預金の金利は0.001%。100万円を1年預けて、利息は10円ほどです。

考えが変わったのは、お金の勉強を始めてから

40歳を前に、家計と本気で向き合うようになりました。手取り17万円の私が、固定費の見直しから資産形成まで一通りやってみた時期です。そこで気づいたことがあります。

減らないことと、守れることは、同じではない。

子どもが大学に進むのは10年以上先です。その間に、教育費のほうは上がっていく。銀行に置いた234万円は、10年後も234万円のまま。金額は減らないのに、できることは減っていく。

「じゃあ、この子たちのお金はどこに置くのが正解なんだろう」

そう考え直したのが出発点でした。

2023年、ジュニアNISAが終わる年にまとめて動かしました

当時あったのが、ジュニアNISAという子ども名義の非課税制度です。ただ、2023年末で新規の買い付けが終わることが決まっていました。

最後のチャンス。

そこで、子ども名義の口座に貯まっていた児童手当を、そのまま2人分ジュニアNISAへ移しました。当時の年間上限だった80万円を、1人ずつまとめて。少しずつ買うのではなく、一括で入れました。

怖くなかったか、とよく聞かれます。

不安は、ほとんどありませんでした。使うのが10年以上先だと分かっていたことと、勉強して自分で納得してから動いたこと。この2つが大きかったと思います。人にすすめられて始めていたら、たぶん最初の下落で売っていました。

そして、そこからは何もしていません。売っていませんし、買い足してもいません。値動きも、ほとんど見ていません(ほったらかし投資の仕組みは、このときに作りました)。

1人あたり80万円だった元本は、2026年7月時点で約1.9倍になっています。

やったことは、貯まっていたお金を置く場所を変えただけ。それだけでした。

⚠️ ジュニアNISAは2023年末で新規の買い付けが終了しています。これから始める方は、次にお話しする「親の新NISA」を使うことになります。

今は、親の新NISAの中で育てています

ジュニアNISAが使えなくなった今、我が家は児童手当を親の新NISAの積立の原資にしています。

偶数月に入金されたら、そのまま毎月の積立にのせる。中身は私が積み立てているものと同じで、特別なことはしていません。

子ども名義ではなくなりますが、我が家はそれでいいと考えました。使う時期が来たときに親の口座から出せばいい。むしろ、進路が変わっても住宅費や生活費に回せる分、柔軟だと感じています。

手をつけずにこられたのは、意志が強いからではありません

「よく使わずにいられますね」と言われることがあります。

でも、我慢しているわけではないんです。生活費の口座に入れていないから、そもそも見えない。見えないお金は、使えません。

児童手当が生活口座に入ったままだと、食費や急な出費に少しずつ溶けていきます。溶けたことにすら気づきません。だから我が家は、入ってきたお金の行き先を先に決めてしまいました。この考え方は先取り貯金の自動化とまったく同じです。

意志の力ではなく、仕組みで守る。それだけです。

学資保険ではなく、投資を選んだ理由

我が家は学資保険に入っていません。

調べたうえで、返ってくる額と自由に動かせなくなる期間を考えて、別の方法を選びました。この話は長くなるので、学資保険、我が家は二人とも入りませんでしたにまとめています。

2024年10月から、児童手当は変わりました

もし「うちは所得制限で対象外だから」と思っている方がいたら、いま一度確認してください。

2024年10月から、こう変わりました。

  • 所得制限がなくなった(所得にかかわらず支給の対象)
  • 高校生年代までに延長された(以前は中学生まで)
  • 第3子以降が月30,000円に増額
  • 支給が4か月に1回から、2か月に1回

以前は対象外だった家庭も、いまは受け取れます。我が家はもともと満額だったので受取額は変わりませんでしたが、周りには「知らずに申請していなかった」という人もいました。

児童手当のよくある疑問

いつまでもらえますか?

18歳になった後の最初の3月31日まで、つまり高校卒業のタイミングまでです。

2024年9月までは中学生までだったので、「もう終わった」と思っている方は確認してみてください。高校生年代の分から新たに対象になった家庭もあります。

申請しなくても、自動でもらえますか?

もらえません。児童手当は申請が必要です。

しかも、出生日の翌日から数えて15日以内に住んでいる市区町村へ申請する必要があります。申請が遅れると、原則として遅れた月の分は受け取れません。

引っ越したときも、転出日の翌日から15日以内に転入先で手続きが必要です。「15日」は覚えておいて損のない数字です。

投資に回して、下がったらどうするんですか?

これが一番の不安だと思います。私も同じことを考えました。

投資には元本割れがあります。必要な時期に相場が下がっている可能性もあります。だから我が家は、使う時期が10年以上先のお金だけを回すと決めました。

もしお子さんの大学入学まで数年しかないなら、無理に動かさず現金で持っておくほうが安心です。「増やす」より「必要なときに確実にある」ほうが大事な場面もあります。

※申請の期限や手続きは市区町村によって案内が異なります。詳しくはこども家庭庁「児童手当Q&A」と、お住まいの自治体のページをご確認ください(2026年7月時点)。

まとめ|まずは、次の入金日に口座を見るところから

児童手当は、18年で約234万円。子どもが2人なら、その倍です。

貯めているだけでも立派だと思います。私も長くそうでした。でも、置き場所を変えるだけで、そのお金の育ち方は変わります。

今日から全部やる必要はありません。まずは次の入金日に、通帳やアプリを開いて残高を見てみてください。

「思ったより貯まっている」と気づくところから、我が家も始まりました。

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