「夫婦2人で働いているのに、なんでうちはお金が貯まらないんだろう?」
通帳を見て、ため息をついたことはありませんか?
実は、少し前の我が家がまさにそうでした。共働きで、収入は2人分あるはず。なのに月末になると、お金はほとんど残っていない。「このままで大丈夫かな…」と、ずっと焦りだけがありました。
でも、安心してください。共働きで貯まらないのは、収入の問題ではなく「仕組み」の問題です。我が家はやり方を3つ変えただけで、貯金が増える家計に変わりました。本気で始めた2年半前は1,700万円ほどだった資産が、手取り17万円の私でも3,000万円に届きました(3,000万円を超えたときの報告)。
今日は、「共働きなのに貯まらない」の本当の原因と、我が家が実際に変えた3つのことをお話しします。
共働きなのに貯まらない、3つの理由
まず、原因から。我が家がお金と本気で向き合ったとき、思い当たったのはこの3つでした。
- 「2人分の収入がある」という安心感…我が家はまさにこれでした。欲しいものは買う。週末の外食は当たり前。買い物に行けば、子どもが「欲しい」と言ったものをそのままカゴに入れる。遊びに行けば惜しまず使う。どれも「まあ、2人で働いてるし」で済ませていました
- 家計簿を「つけて満足」で、振り返っていない…財布が別々の家庭は全体像が誰にも見えない、とよく言われます。でも我が家は財布が一緒で、私が管理していました。家計簿もずっとつけていました。それでも貯まらなかった。つけることがゴールになっていて、月末に「何にいくら使ったか」を一度も振り返っていなかったんです。見ているつもりで、見えていませんでした
- 忙しくて、家計を見る時間がない…仕事と子育てでヘトヘト。振り返る余裕がないから、①と②がずっと続く
どれも、収入が少ないから起きることではないんですよね。むしろ収入が2本あるからこそ起きる「共働きのワナ」。だからこそ、仕組みを変えれば直ります。
変えたこと①|夫婦の家計を「アプリ1つ」に集めた
最初にやったのは、家計の見える化です。
銀行口座もクレジットカードも、家計簿アプリ(我が家はマネーフォワードME)に全部連携。夫婦のお金の流れが1つの画面で見えるようにしました。
我が家の夫婦のお金の流れは、こうです。夫の給料は全額わたしが受け取り、夫と私それぞれのお小遣いを分けたら、残りは全部家計用の口座へ。家計管理はすべて任されているので、夫がアプリ連携を嫌がることはありませんでした。
つないで最初に見えたのは、夫が毎日コンビニで使っているお金でした。月にすると1.5〜2万円。正直「無駄遣いだなぁ」と思いました。でも夫は、ほかにはほとんどお金を使わない人です。だから我が家では「夫のコンビニ」という費目をひとつ作って毎月の額を見るだけにして、責めないことにしました。見える化の目的は、責める材料を探すことではなく、家計の全体像を夫婦2人で持つことだからです。
「なんとなく使っていたお金」が数字で見えた瞬間、意識は変わります。レシートをつける昔ながらの家計簿と違って、連携さえすれば自動で記録されるので、忙しい共働きにこそ向いています。
▶ 具体的な始め方はこちら:初心者でも実践できる家計管理のやり方|「現状把握」のコツ
変えたこと②|節約より先に「固定費」に手をつけた
見える化の次は、支出のカットです。
ここで大事なのは、順番。食費を削る前に、保険・スマホ・住宅ローンなどの固定費から手をつけることです。固定費は一度見直せば効果がずっと続くので、忙しくて節約を「頑張り続ける」時間がない共働きに、いちばん向いている方法なんです。
我が家はこれで月3.6万円、支出が下がりました。ガマンはひとつもしていません。
▶ 手をつける順番はこちら:【固定費見直し】まず手をつけるべき順番ベスト7
変えたこと③|貯金を「先取り・自動」にした
最後は、貯金の仕組み化です。
「余ったら貯金しよう」——これ、絶対に余りません(経験者は語る、です)。順番を逆にして、給料日に自動で貯金分を先に取り分けるようにしました。
私は住信SBIネット銀行の「目的別口座」で、教育費や特別費に自動で振り分けています。一度設定してしまえば、あとは何もしなくても貯まっていく。意思の力に頼らないのが、続くコツです。
▶ 我が家の仕組みの全体像:先取り貯金は「自動化」が正解|銀行に行かない我が家の口座の仕組み
変わった結果|「気づいたら貯まってる」家計に
この3つを変えてから、我が家の家計は「頑張って貯める」から「気づいたら貯まってる」に変わりました。
本気で家計と向き合ったきっかけは、2年半前に浮かんだ、ある問いでした。「このまま、ずっとこの働き方を続けなければならないんだろうか」。子どもに「おかえり」が言えるママになりたい。もっと自由に働きたい。そのためにはお金の土台が要る、と分かったからです。
結果、1,700万円ほどだった資産は2,000万円を超え、今年3,000万円に届きました。子どもの教育費や急な出費にも慌てなくなり、家族旅行の資金も準備できるように。そして何より大きかったのは、お金の不安が軽くなって、心に余裕ができたことでした。
まとめ|共働きは、本当は「貯まる力」を持っている
収入が2本あるというのは、実はとても強い土台です。仕組みさえ整えば、共働き家計はちゃんと貯まり始めます。
3つ全部を一度にやらなくて大丈夫。まずは家計簿アプリに口座を1つ連携してみる——その10分から始めてみてください。すでに家計簿をつけている方は、今月の「使った額の多い順」を一度だけ眺めてみる。それが、我が家に足りなかった「振り返り」の第一歩です。
「うちも貯められるかも」に変わる、最初の一歩になりますように。

